数字を次々と書ける力がたし算の基本

KUMON算数・数学

入会して1年ほどかけてたし算の入り口に立つ新1年生、幼稚園、保育園に通う小さな生徒さんたち。
保護者の方たちは、既に通っている少し学年上の生徒のプリントを見て、我が子にも早く算数らしいもの「たし算」を学習させたいと願っていることでしょう。

「うちの子たし算できるのに」と、心の中で思っていらっしゃるかもしれませんが、KUMONでは、たし算に入る前に「数字を次々と書ける力」や「一定の時間一生懸命取り組める力」をつけていきます。
その次に「数の並びを理解しているか」をしっかり確認します。それらの力がついた時にたし算の学習(3A71)へ進んで行きます。
これらの力がたし算を理解する近道になるからです。

数字を書くのがあまり好きじゃないかも…やりたがらない…という段階を必ず通ります。
負けないで!必ず一心不乱にやり切る時がきますよ。
そしてたし算へと入ります。

たす1は?
「たす1は、次の数」と説明します。
120までどんどん数字をかけるようになっているので、次の数は?でテンポよく書くことができます。
これができるようになったら「1たす1は」の声かけで次の数を書けるように練習します。

たす2は?
次はたす2です。
たす1ができるようになっているので、1+2の問題では、「1+1は2だったね、これはその次の数よ」と説明します。
少し練習すると「1+1は?」と聞くと「2!あ!1+2は3!」とひとりでできるようになります。
たす2の練習で、たす1の暗算力も高まるように声かけをしています。
これが出来るようになるまでは、個人差がとても出ますが、どの子もただ同じ事は、出来るまでやるという事です。