これだけたくさんのリスニング練習ができるのがKUMONの英語です♪

KUMON英語

有名な進学校でも、公文レベルでリスニング練習をしているところは、ほとんどないと思います。レベルの高い読み書きや文法の学習は学校でもできますが、一般的には、リスニングのトレーニングをする場がないのが現状です。

それなら、リスニングの力はどこで身につけるの??と思いますよね。

現状では、大学生や社会人は、問題集を購入したりして各自で練習をしているのです。

大学で「英語で発表する」講義はありますが、リスニング力や語彙力強化をするならば各自で自習をするしかないのです。TOEFLやTOEICなどの英語テスト対策についても同様です。

しかも、英語を自習で学習している学生さんは、それほど多いとは思えません。結局はリスニング力が弱いまま、就職活動に突入し、社会人になっていくことになります。今までは、それでも支障なく社会人になれましたが、今後はそれでは通用しなくなると思われます。

「プリントを解くだけで話す練習ができないのは心配だ」というお声も、時々伺います。確かに、公文では英語で話をしたり発表をしたりする機会はありません。それは、話す練習を先にするよりも、先に高い英語基礎力を身につける方が効果的なことがわかっているからです。

まずは、レベルの高い読み書きとリスニングができること。話すことは最後に磨くべき力なのです。もちろん、海外旅行で簡単な会話ができるとか、日常の簡単な会話ができるというレベルでいいならば、決まったフレーズを覚えて、その場に合った言葉がパッと言えるように練習することもできるでしょう。ただし、相手が予想外の言葉を返してきたらお手上げですね。会話は成立しなくなってしまいます。

高級な薔薇のエッセンスオイルは、200本のお花から1滴しか取れないと聞きます。

言葉のアウトプット(話すこと・書くこと)もそれに似ています。母国語に関して言うならば、赤ちゃんは、胎児期から2年間ほど周囲の言葉を聞き続けて、ようやく一言「まんま」などの言葉を発するようになります。(しかも、この時期に耳にする日本語の量と質によって、国語力に差が生まれます。)

日本語でも、作文や小論文・意見の発表ができるようになるためには、日常的に日本語を聞き、多くの本を読み、何度も作文を書いて練習をしていきます。レベルの高い日本語を身につけようとすればするほど、レベルの高い本を大量に読み込まなければいけないことは、周知のことです。

それなのに、なぜ英語に限っては「話す練習が優先」と思ってしまうのでしょうか。私たち親世代が「英語が話せること」に強い憧れを持っているからかもしれませんね。

ひと昔前なら「英語で会話ができることはすごいこと」でした。けれども、今は英語を使って何ができるかが問われる時代です。海外旅行で困らない程度では通用しないレベルの英語力が求められています。話す練習をするならば「高い英語の基礎力を身につけた上で、専門的なテーマについて相手の主張を聞き、それに対する説得力ある自分の意見を話す練習をする」くらいでないと意味がないと思います。

ある弁護士の方のお話ですが、仕事でしか覚えられない英語がたくさんあって、外資系弁護士事務所で仕事を始めた頃には英語で苦労をしたと話されていました。学生時代から英語の専門書を読み、英語で講義を受け、英語のレポートを書き続けてきたからこそ、仕事で必要な英語を学ぶ機会に恵まれたことは言うまでもありません。高度なリスニング力と速読力を身につけた後にようやくスタートラインに立てるのですね。