「英検®」を受検する公文生に関わった6年間を振り返ってみました。(2020年の記事)
ひとりひとり検定に向かう気持ちも色々。涙あり笑顔ありの試験勉強。小学生受検だからこそできるお父さんお母さんとの二人三脚。良い思い出になることでしょう。
いつも丁寧にプリントに取り組む小2の生徒さんは、「英検®」の勉強もやはり丁寧。過去問も楽しそうに解いていましたね。
中学2年生で2級に合格された生徒さんは、中学校でも飛びぬけて英語ができる生徒さんです。この生徒さんもきちっとプリントを学習しています。
小1で「英検®」5級に合格された生徒さんたちは、お2人とも、とても高い国語力を身につけていました。国語力が高い生徒さんはどんな科目も得意にできますが英語も同じです。
小3で中3レベルの国語I教材を学習していた生徒さんは、英単語の教材から学習を始めて、1年4ヶ月で中学3レベルのI2教材まで進み3級に合格しましたね。
高校生が準1級に合格した時には、2人とも『英語だけど長文やライティングには絶対的に国語力が必要です』『準1級のリスニングは、公文の英語最終O教材のイーペンシルよりも速いです。最低でも最終教材は終わっておかないと留学も楽しく望めません』と、時期は違えど同じような事を言いました。
2人とも大学でも英語を専攻するものだと思っていましたが、、『高校までで英語は充分学び、自学自習していけるだけになったので、新たな事を学びたい』とそれぞれの道へと歩んでいきました。
私たち親の世代では「教科」だった英語が、今では「生きるための道具&教科」になっています。その内容やレベルも挨拶ができる会話力程度では話にならなくなっています。
例えば、英字新聞を短時間で読みこなし、その内容について英語でディベートをする。英語の資料を読み込んで、英語で論文を書く。調べた内容を英語でプレゼンする。
既に、大学でもこのような活動が当たり前に行われています。英語があまり得意ではない大学生たちは、翻訳ソフトで何とか英語資料の要点をつかみ、苦労をしてレポートを仕上げているそうです。今ならまだそれでも何とかなるでしょうが、数年後にその状態では、確実に通用しなくなるでしょう。
公文の英語をコツコツ学習していたおかげで、中高ではなにも苦労せず過ごした生徒さんも、『大学の英語でこんなに必死に英語をやるなんて思ってもみなかった』と話す顔をみて『やっとあなたも英語で、もがく時期がきたのね』と返したのを懐かしく思います。
子どもたちには、胎児期・乳幼児期から沢山の言葉を聞かせてあげて能力開発をし、公文の国語教材で高い言語能力を身につけさせてあげましょう。
その上で、遅くとも小2くらいには、公文の英語学習を始めてください。
大事な教室の生徒さんたちには、小6までにできるだけ「英検®」3級に合格できる英語力を付けてほしいと思っています。
『英検』は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です